ローヤルゼリーの種類いろいろ

生ローヤルゼリーとは

生ローヤルゼリーとは、ほぼ加工を加えられていない、天然に一番近い状態のローヤルゼリーのことです。
そもそもローヤルゼリーとは、女王蜂の栄養源として、働き蜂が生成するクリーム状の物質のことです。
女王蜂は他の蜂に比べ、体が大きく寿命も長いです。
そして一日に1500~2000個もの卵を産むことができます。
強靭な体や卵を産むのに必要な体力は、全てローヤルゼリーから補給されています。
女王蜂は生涯、ローヤルゼリー以外の食料を口にしません。
生ローヤルゼリーなら、それほど栄養価の高いローヤルゼリーを、余すことなく摂取できるのです。

しかしローヤルゼリーは採取できる量が極端に少なく、中でも生ローヤルゼリーとして販売されるものは限られています。
そのため、同じ蜂が作るハチミツと比べてもローヤルゼリーは高価であり、とりわけ生ローヤルゼリーは高額で扱われるのです。
ローヤルゼリーには生タイプの他、乾燥ローヤルゼリー、調整ローヤルゼリーといったものがあります。
これらは加工の過程で栄養成分が多少壊れていたり、ローヤルゼリー以外の原料で希釈されていたりするので、栄養は生ローヤルゼリーに劣ります。

一方生ローヤルゼリーは、採取後に不純物のろ過と、最低限の殺菌のみが行われます。
生ローヤルゼリーは鮮度が重要なため、採取されてからすぐに出荷されていきます。

しかしローヤルゼリーは繊細な食品なので、注意を払っていても、保存が非常に難しいという難点があります。
空気に触れるのはもちろん、強い光や高温にも弱く、簡単に酸化して品質が劣化します。
冷暗所での保管が望ましいですが、それでも品質は長く維持できないため、長期的な保存はお勧めできません。
味は特徴的な酸味や苦味があり、ほのかな香りも確認できます。
新鮮であればあるほど味や匂いは強く感じられます。
酸味の素になっているのは、ローヤルゼリー特有の成分である「デセン酸」。
このデセン酸の含有量が多いほどローヤルゼリーは苦く、そして高品質とされます。